デジタル筋骨格(MSK)ケアを提供するHinge Healthは、体の動きを測定する解析技術の開発者であるwrnch社を買収した。
Hinge Healthによるとwrnchの技術により、ユーザーは患者の体力、柔軟性、バランス、持久力を測定することができ、測定結果を患者のケアプランの改善に役立てることができるとのことだ。また、頭、首、手などの治療が難しい部位のエクササイズをより簡単に追跡し、それら部位のリハビリを改善することができるようになる。
wrnchの創業者兼CEOであるPaul A. Kruszewski氏は、声明の中で、「私たちは、人間の動作、形態、意思を理解するために、wrnch社を世界有数の人工知能およびモーショントラッキングの研究開発ラボに育てました。当社の人工知能技術とHinge Healthの『Digital MSK Clinic』を組み合わせて、何百万人もの会員の臨床成果を向上させることができ、大変うれしく思います」と述べている。
COVID-19パンデミックにより、患者と医療供給者が対面での接触を制限せざるを得なくなったことで、テレヘルスやバーチャルケアを利用する患者が増えてきている。米国では、パンデミックのピーク後、テレヘルスの利用は下火になっているが、一部の医療供給者は、この業界が対面診療が主流の常態に戻ることはないと考えている。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2021年9月17日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.