『gammaCore』は、群発性頭痛を軽減するのに用いる携帯型デバイスで、この度、試験が成功したことを受けて、NHSEnglandより提供されることとなった。
この医療機器の展開は、NHSにおける技術革新を迅速に進めるためのMedtech Funding Mandateにサポートされている。この指令は、NHSの長期計画の一部であり、2021年4月1日に発効された。
『gammaCore』は、首に当てたときに痛みの信号を遮断する低レベルの電流を流し、痛みを和らげることができる。
群発性頭痛は、英国では約11,000人が罹患しており、主に30代、40代の男性が発症している。このタイプの頭痛は、すぐに発症し15分から3時間の間、1日に8回も起こることがある。
患者は、『gammaCore』を定期的に使用することで、頭痛を和らげたり、頭痛を感じたときにデバイスを使用することで頭痛の発生を予防することができる。特に、トリプタンなどの鎮痛剤や酸素吸入などの従来の治療法では効果が得られない20人に1人の患者に効果が期待できる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2021年4月7日掲載)
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