6月上旬にAppleが開催した世界開発者会議「WWDC21」では、今秋に正式リリースを控えるwatchOS 8がベールを脱いだ。Appleが注力する「マインドフルネス」アプリへのこだわりについてフィットネス&ヘルステクノロジー担当ディレクターであるジュールズ・アーニー氏に聞いた。
watchOS 8のマイドフルネスアプリには、2種類のセッションが設けられる。そのひとつである「呼吸」は2016年に発売されたwatchOS 3からプリインストールが始まり、現在も多くの『Apple Watch』ユーザーに定番アプリとして活用されている。2018年のwatchOS 5から呼吸アプリはウォッチ・フェイスにもなった。watchOS 8では呼吸がマインドフルネスアプリのいちセッションに組み込まれ、ビジュアルが刷新される。
watchOS 8から、マインドフルネスアプリを構成する新たなセッションとして「リフレクト」が加わる。呼吸と同じく実践することによって心を落ち着かせたり、また集中力を高める効果が期待できる。
アーニー氏は「呼吸とリフレクトのセッションは、いずれも科学的な知見を元につくられています。毎日の生活にマインドフルネスを感じる時間を取り入れることが前向きな気持ち、あるいは周囲の人との関係を育みます。またその実践が精神的なウェルネス全般に寄与することも様々な研究から明らかにされている」のだとコメントしている。
記事原文はこちら(『ASCII.jp』2021年6月22日掲載)
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