米国の医療機器メーカーであるAbbott社は、一般消費者向けの多用途バイオセンシングウェアラブルの製造に乗り出そうとしている。
同社は、2014年から糖尿病管理用の持続血糖測定器(CGM)を製造しているが、CESの会場で行われたヘルステックの基調講演で、Abbottの会長兼CEOであるRobert B. Ford氏は、より一般的なフィットネスやウェルネスを目的としたコンシューマー向けバイオウェアラブルの新製品ライン『Lingo』を開発していると発表した。
『Lingo』のセンシング技術は、グルコース、ケトン体、乳酸など、体内の「重要なシグナル」を把握できるように設計され、将来的にはアルコールレベルの確認にも使用できるようになるという。
なお、Abbottの広報担当者は、最初に発売されるバイオウェアラブルはケトン体を監視するための『Lingo Keto』で2022年の後半に欧州で販売が開始されることを認めた。
記事原文はこちら(『TechCrunch』 2022年1月10日掲載)
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