正式にはGood Parents Inc.として知られる『Kiddo』は、1,600万ドル(約18億5,000万円)のシリーズAラウンドを発表した。ウェアラブル、ペアレンタルコーチング、テレヘルスの組み合わせを通じて、同社は慢性の健康障害を抱える子どもたちのケアの管理にしっかりと照準を定めている。
概して、『Kiddo』は「遠隔患者モニタリング」のカテゴリーに分類される。患者が自宅でプライマリケア施設と同等の基本的なケアを受けられるように設計されている。
このウェアラブル端末は心拍数、温度、SpO2(血中酸素飽和度)、動作、発汗などの信号を送信する。一方、アプリはそのデータを、地域の大気環境(喘息患者にとって重要な指標)、天気、湿度などの他の指標と統合する。時間の経過に伴い、『Kiddo』はこれらの特質に基づいてそれぞれの子どもに対するプロファイルを生成していく。こうした指標が基準から大きく逸脱している場合、親は通知とともに、家庭での状況をコントロールするのに役立つヒントのリストを受信する。
同社はあくまでもB2Bプロバイダーとしての位置づけにあると語っている。直接消費者に販売する計画はなく、医療機関や医療システムとの提携に注力していく。
記事原文はこちら(『TechCrunch』 2022年1月18日掲載)
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