身体的に複雑な病状を有する患者においては、メンタルヘルスの不調を同時に抱えていることも少なくない。患者の日常行動を分析することで、健康に影響を与えている要素を包括的に捉える「Behavioral Health(行動健康学)」という概念が、メンタルヘルス領域から派生して近年関心を集めている。米HealthRhythms社はAIベースのスマートフォンアプリで、加速度計などのセンサーからユーザーの行動を測定し、メンタルヘルスの状態を予測・評価するサービスを提供している。
HealthRhythmsが取り組むのは、メンタルヘルスで課題となってきた「アクセス」と「質」の改善である。同社はうつ病管理の改善などで効果の実証を進めており、デジタル治療手法におけるゲームチェンジャーとなり得る。
記事原文はこちら(『The Medical AI Times』2022年2月9日掲載)
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