多くの場合、提供者らはテレヘルス（遠隔医療）について患者たちほど便宜を感じておらず、バーチャルケアに関する多くのフラストレーションが尾を引いている、とOptum社の行った新たな調査の結果が出ている。

このヘルスケアの巨大企業は、複数のサービス系列にわたってプライマリーケアを中心とした240の提供者を対象にアンケートを行い、その結果、回答者の69％がテレヘルスについて「便利とは言える」と答えている。しかし、その他28％は「不満が募る」と答えている。

この調査によって、提供者らがテレヘルスもしくはバーチャル訪問診療の際に直面するフラストレーションの主な要因が浮き彫りとなった。一つには、58％の回答者がバーチャル環境において自分が提供できる医療ケアの質に懸念を抱いていると答えている。また、半数以上（55%）が、そういった訪問診療に対する患者の期待に応えることも容易ではないと答えている。

さらに50%の回答者が、テレヘルスやバーチャル訪問診療の提供に伴う技術的な困難に対処していくのも骨が折れると答えている。

事原文はこちら（『Fierce Healthcare』2022年3月16日掲載）

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