テキストベースの無料メンタルヘルスサービスを提供するCrisis Text Line社はこのほど、同団体の活動を通じて明らかにされた「米国におけるメンタルヘルス状況」に関する報告書を公開した。同報告書は、2021年中の利用者とカウンセラーとのテキスト会話について、自然言語処理(NLP)を用いて解析したもの。
「United in Empathy」と名付けられた報告書では、130万件に及ぶ会話(総計4,000万通のテキストメッセージ)を解析対象としている。会話の70%は25歳以下のユーザーであり、特に若年者が抱える不安・うつ・自殺念慮などのメンタルリスクの深刻さが強調されている。特に、新型コロナウイルス感染症の拡大が「若年者のメンタルヘルスを著しく増悪させた事実」が明らかにされており、2020年との比較においても「リスクは増大した」としている。
記事原文はこちら(『The Medical AI Times』2022年6月6日掲載)
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