New South Wales大学(UNSW)医学部の研究者が、小児がん経験者が身体を動かすのを助けるための、デジタルヘルスプログラムを開発した。
運動生理学者であり、UNSW医学部・臨床医学で小児科のポスドク研究員であるLauren Ha博士は、学齢期の子ども向けの健康教育プログラムである iEngageのバージョンを変更して、家庭向けの『iBounce』プログラムを作成した。
これは、筋力、有酸素運動能力、柔軟性の短いデモンストレーションビデオを含む10のマイペースで進められるモジュールを備えている。
小児がんプロジェクトの支援を受け『iBounce』は、シドニー小児病院の30名の参加者を対象に、12週間に渡り試験的に実施された。JMIR Cancerに掲載された研究によると、プログラムの最後には、参加者は有酸素運動で“劇的な”進歩を示した。
この試験的調査に続き、『iBounce』は全国規模の実証実験を行う予定だ。臨床現場での『iBounce』の使用をサポートするための実装戦略も開発中である。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2022年8月24日掲載)
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