JAMA Network Openに掲載された共同分析によると、消費者はプライバシー保護が実施される場合に、非常に積極的に健康情報を共有する。プライバシー保護では、同意が最も重要な事項であり、データの削除、規制監視、データの透明性がそれに続く。
2020年の全国調査には、米国成人3,539名からの回答が含まれており、黒人とヒスパニック系は個人ごとにオーバーサンプリングされている。192のシナリオを通じてデジタル情報を共有することへの回答者の意欲を分析した。各回答者には、糖尿病ケアの状況に基づき、糖尿病のリスクを減らすためのデータを再利用している9つのシナリオがランダムに割り当てられた。
回答者は女性が53%であり、黒人が21%、ヒスパニック系が24%を占めることが確認されている。結果として、黒人と白人の回答者の間に健康情報を共有することへの意欲に違いは見られない。一方で、ヒスパニック系の回答者は非ヒスパニック系の回答者よりも情報を共有することに前向きであった。ただし、プライバシー保護の重要性は、サブグループ間ではわずかな差異しかない。
回答者の33%の年収は50,000ドル未満であった。結局のところ、非ヒスパニック系の回答者と100,000ドル以上の年収がある回答者にとっては、健康情報を共有する意欲の点では同意が最も重要な要素となっている。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2023年3月7日掲載)
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