配車サービス会社Uberのヘルスケア部門であるUber Healthは、同社のダッシュボード上からユーザーが処方箋の即日配達を手配できるサービスの提供を開始することを発表した。
同社とScriptDrop社との連携により、Uber Healthのユーザーは、サービスエリア内の薬局からの処方箋の宅配を管理し、処方箋が配達されるか追跡することが可能となる。
Uber Healthが提供する処方箋管理サービスは、同プラットフォームの既存のダッシュボードに追加される機能で、ユーザーは緊急性のない医療搬送のための送迎予約を行うことができる。
Uber Healthをグローバルで統括するCaitlin Donovan氏は、声明で次のように述べた。「Uber Healthでは、value-based care契約を締結しているヘルスケア企業での長年の経験から得た教訓を生かしたソリューションを構築しています。これまで、患者は次回の診察予約のため医療機関への送迎を手配したり、正しい処方箋を受け取ったり、食事を確保したりするのに非常に多くの時間を費やしてきました」
そして彼はこのように続けた。「だからこそ、医療サービスを提供するチームがこれらの作業のループを完全に止めることを可能にする、拡張性のある処方箋宅配ソリューションを当社のプラットフォームに加えることができたことを、誇りに思います」「処方箋の宅配サービスやNEMT(非緊急医療搬送)、さらに今後数か月以内に開始される健康食品や食料品の配達など、Uber Healthは単一のシームレスなプラットフォームを通じて、より途切れのない医療サービスを提供することに引き続き取り組んでいます」
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2023年4月3日掲載)
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