米マサチューセッツ工科大学(MIT)、米ブリガムアンドウィメンズ病院、米ニューヨーク大学に所属する研究者らが発表した論文「Bioinspired, ingestible electroceutical capsules for hunger-regulating hormone modulation」は、胃の中で電気刺激を与えられるカプセル型デバイスを提案した研究報告である。
このデバイスは、電気刺激によって消化管ホルモンを制御することで、空腹感の操作や吐き気を緩和させることができるという。カプセル内部には、バッテリーで駆動する電子回路があり、カプセル表面の電極に電流を発生させる。
悪液質患者(がんやその他の慢性疾患の患者に起こりうる体格の減少)や摂食障害、食欲不振患者、吐き気防止、食欲増進の治療に役立つ可能性がある。
記事原文はこちら(『ITmedia』 2023年5月8日掲載)
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