カナダ・ウォータールー大学のエンジニアらは、認知症患者に頻発する「失くしもの」の探索を支援するロボットを開発している。薬や眼鏡、携帯電話など、日常生活に欠かせない重要なものを迅速に見つけることを通して、認知症患者の生活の質を向上させるという。
チームは、周辺環境を認識するためのカメラを搭載した移動式マニピュレーターロボット『Fetch』を開発した。搭載された物体検出アルゴリズムにより、カメラに映った特定の物体を検出・追跡し、動画保存の形で記憶することができる。これにより、『Fetch』は物体を識別し、物体が『Fetch』の「視界に入った」または「視界から出た」日時を記録することが可能となる。
記事原文はこちら(『The Medical AI Times』2023年5月22日掲載)
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