Apple Watchの製品マーケティングディレクターを務めるDeidre Caldbeck氏にとって、ヘルスケアアプリをより大きな画面で提供することは、健康情報がよりユーザーフレンドリーになることと、健康・フィットネス関連の将来のアプリに関して同社が目指しているものを表している。
Appleは、より大きなディスプレイに加えて、キーボードや「Apple Pencil」といったiPadならではのアクセサリーも、「HealthKit」を利用した新しい健康とフィットネスのアプリの開発方法に関してクリエイティブなアイデアを呼び起こすことになると期待している。
「多くの人が、スマートフォンを寝室に持ち込まない、または持ち込むかもしれないがiPadを枕元のエンターテインメントデバイスとして使っている」(Kahn氏)
人々が睡眠と健康を改善するため就寝前にスマートフォンを使う時間を減らそうとしていること、また多くの人は就寝前にスマートフォンの代わりにiPadを使って「Netflix」を観たり、くつろいだりしているかもしれないということだ。
iPadはまた、他のウェルネス機能を提供するのに有利な立ち位置にあるかもしれない。Appleは2023年6月、iPhoneとiPadの各OSのアップデート版である「iOS 17」「iPadOS 17」向けのウェルネス機能を発表した。その中には、心の健康や気分の記録、「TrueDepth」カメラを使ってデバイスを遠ざけるよう促す「画面からの距離」機能などが含まれる。
記事原文はこちら(『CNET Japan』 2023年7月5日掲載)
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