サンディエゴに拠点を置くヘルスケアグループSharp HealthCare社が、自社のPrebys Innovation and Education Center内に「Spatial Computing Center of Excellence」を開設することを発表した。これは拡張現実ヘッドセット「Apple Vision Pro」の活用法に関する開発に取り組み、患者のケアをより良くすることに重点を置いた施設だ。
Sharp HealthCareはEHRのベンダーのEpic社、そしてドイツの情報分析会社Elsevier社と、このプロジェクトについて提携している。このプロジェクトでは「spatial computing could」がさまざまな専門分野や臨床上の役割においてどのように有効性と生産性を向上させることができるかを探る。
また、同センターの学際的な研究チームでは「spatial computing could」がコラボレーション、教育、治療に及ぼしうる影響についても検討を行い、手術室からベッドサイドのケアに至るまで、さまざまなヘルスケア環境における利用法を探る。
同センターは医者や看護師だけではなく、ソフトウェア開発者やエンドユーザーデバイス設計者、デジタルエクスペリエンスのプロダクトマネージャーの専門知識も活用し、「Apple Vision Pro」が最適に改善することができるアクティビティやワークフローを明らかにする。
同団体は外部パートナーと追加の提携をし、ヘルスケアのエコシステムにおける「spatial computing could」のソリューションの開発とテストを行うことを計画していると発表した。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2024年2月15日掲載)
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