化学療法中に髪を保つためのLuminate社のウェアラブルデバイスは、商業リリースに必要なテストを受けているところだが、このスタートアップ企業はすでに次の目標、つまり在宅でのがん治療の実現を見据えている。1,500万ドルの新たな資金調達ラウンドは、そのスタートを後押しするはずだ。
『Lily』というヘルメットは、化学療法を受ける人がかぶることで、治療の副作用である脱毛を防ぐというもの。魔法のように聞こえるが、実際は極めて単純だ。ヘルメットが頭皮全体に均等に圧力をかけることで毛細血管を遮断し、有毒な化学療法剤が患者の毛根に到達するのを防ぐのだ。
CEO兼創業者のAaron Hannon氏は、「次のステップは、FDA認可取得のための米国での多施設共同研究です。ニューヨーク、フロリダ、そしておそらくオハイオでも、この技術を試したい施設を公募しています」と語った。
記事原文はこちら(『TechCrunch』2024年9月18日掲載)
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