「外で打ち合わせが終わると、『じゃあ』と言って、全員が、自分の家の方向に向かって走り出すのが普通ですね」――。
健康関連サービスなどを提供する東証1部上場企業、ネオスでヘルスケアサービス部の秋元直樹マネジャーは、日常の様子をこんな風に語る。
同じ部に所属する古田恵一シニアマネジャーは、「昨日の帰りは、会社を出た後、皇居を2周してから、自宅まで走って帰りました。月300キロメートルは走っていますよ」と何事もなく言い放つ。
同社ヘルスケアサービス部には、12人の社員が所属する。ほぼ全員が、マラソンをはじめ、何かしらのスポーツを日常的に楽しんでいる。部長の星野克茂氏に至っては、世界的にも過酷なレースと言われる「サハラ砂漠マラソン」に参加。2016年4月には、7日間に渡って250キロの砂漠のコースを完走してみせた。カニのかぶり物を頭にかぶって、周囲とコミュニケーションしながら走破する姿は、「世界のカニさん」として一部で有名だ。
そうした市民アスリートたちで構成される、ネオスのヘルスケアサービス部が、数々のヘルスケアサービスを生み出している。統合健康サービス「KaradaManager」、活動量・歩数計測アプリ「Renobody」、ラーニングコミュニティー「サブスリー塾」などだ。コンシューマー向けのサービスとして同社が自ら提供するだけでなく、法人向けサービスとして、十数社にカスタマイズした形で供給している。
記事原文はこちら(『ITmediaビジネスオンライン』2017年7月25日掲載)
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