フィットビット・ジャパンは「2019年秋 新商品発表会」を開催し、『Fitbit Versa 2』の発表を行った。
発表会ではフィットビット・ジャパンのカントリーゼネラルマネージャー千川原智康氏、Fitbit副社長兼アジア太平洋地域事業部長Steve Morley氏、睡眠改善インストラクターの小林麻利子氏が登壇した。
発表会当日に予約が開始された『Fitbit Versa 2』の特長は、Amazon Alexaが搭載されたことにより、音声により操作ができるようになった。また、Alexaを使うことで食事の際の栄養価の確認から、自宅のスマートホームデバイスの操作なども可能になる。
本体メモリが強化されたことで、時計文字盤の入れ替えなどがスマートフォン用アプリを使わなくても行えるようになったり、ハードウェアの改善で常時画面表示モードも選択可能となった。
5日以上継続利用可能なバッテリーを搭載し、価格は通常版が26,990円(税込み)、スペシャルエディションが31,800円(税込み)で販売される。
『Fitbit Versa 2』の発表と合わせSteve Morley氏より、Fitbitが睡眠を基軸にした健康サポートを強化していくことを発表した。全世界2,700万のアクティブユーザーのデータから、睡眠とBMIや活動の相関関係を分析していることを伝えた。
そのデータを使って、個々にカスタマイズされた、ガイドやコーチングに変えていく「Fitbit Premium」という有料サービスが展開されることが発表された。
睡眠改善インストラクターの小林麻利子氏は、Fitbitのデータから世界18カ国中一番睡眠時間の短い日本人の、睡眠意識の低さや知識の少なさについて説明した。
『Fitbit Versa 2』を睡眠改善インストラクターの立場で使ってみて正確性が高いことから、このデータをベースにまずは現状を知り、日中の行動の増加や呼吸法により心拍を下げることで、体温のメリハリをつける生活をすることで深い眠りが増えることなどをアドバイスした。
取材:mHealth Watch 渡辺武友(2019年9月11日)
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