シンガポールで『Fitbit Versa 2』と『Fitbit Aria Air』の発表の場で、Fitbit東南アジア地域担当責任者Louis Lye氏は、シンガポール人の睡眠の実態について公表した。シンガポール人の夜間平均睡眠時間は7時間5分で、日本人とインド人(各6時間47分と7時間1分)に次いで3番目に睡眠不足気味であるといえる。
Fitbitは、2018年8月1日~2019年7月31日の期間に非特定で集計した18カ国のユーザーデータに基づき、シンガポール人について次のような結果を発表した。
- シンガポール人の夜間平均睡眠時間は、日本とインドに次ぐ短さの7時間5分で、これは米国ユーザーよりも28分短く、英国ユーザーよりも44分短い。
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レム睡眠の長さは平均80分である(世界でも日本とインドに次ぐ短さ)。レム睡眠は、情動表出制御や記憶、そして細胞レベルのタンパク質合成のピーク段階にとって重要な側面であり、身体が適切に機能するうえで多くのプロセスを維持するものである。
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シンガポール人は夜間睡眠中に毎晩平均57分間目覚めており、これは夜間睡眠時間の13.5%近くに相当する。
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シンガポール人は他のほとんどの国のユーザーよりも就寝時刻が遅い:平均で午前0時11分。
55~75歳のグループが他の年齢グループに比べて睡眠時間が最も短く(平均6時間53分)、18~25歳の就寝時刻(午前0時33分)は、75~90歳の年齢グループ(午後11時33分)よりも1時間遅い。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2019年9月6日掲載)
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