繊維メーカーのミツフジが大手アパレルメーカーのワコールと組み、働く女性のためのスマートブラジャー『iBRA』を開発した。体形をスマートに見せるものではない。着用した人の生体情報を取得し、ストレスなどを可視化するスマート(賢い)なブラジャーだ。
『iBRA』は、着衣の形をしたウェアラブルデバイスだ。裏地には、ミツフジが開発した導電性のある特殊繊維「AGposs」(エージーポス)を編み込んだ細いバンドがある。AGpossはナイロンやポリエステルの表面に銀メッキを施した繊維。一般の銀練り込み繊維やフィルム状銀糸よりも銀を含む量が圧倒的に多く、安定した導電性が得られるという。ブラジャーの形としたことで「ユーザーの肌に密着し、心臓に近い位置で心拍など正確な生体情報を取得できる」としている。
記事原文はこちら(『ItmediaNews』 2020年7月17日掲載)
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