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『mHealth Watch』注目ニュース:味の素、子どもの「朝食欠食」には要注意!?

Posted by: mHealth Watch , 2021/03/15

『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「注目ニュース」をピックアップし、独自の視点で解説していきます。

今回注目したニュースはこちら!
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“子どもの「朝食欠食」には要注意!?
日中の作業効率などにも影響する朝食!子どもの頃からの習慣化が重要”

~食と健康の課題解決企業を目指す味の素がご提案! 朝食習慣改善に向けた3STEPとは~

食べた方がいいとはわかっていながらも、忙しさなどからついつい抜いてしまう朝食。今回はその「朝食」に注目していきたいと思います。まずは家庭における子どもの朝食の実態を見ていきます。

✓ 年齢が高くなるほど「朝食」欠食率が高い!朝食欠食の定着には要注意

子どもの朝食欠食率は、長年横ばいの状態が続いており、学齢が高いほど高くなる傾向を示しています。学齢が上がるほど高くなり、そのまま定着する傾向にある朝食欠食。成人後も望ましい食事の習慣を続けられるよう工夫が必要です。

✓ 朝食の品数は徐々に減少し「主食のみ」が増加

子どもの朝食の献立構成を見てみると、近年「主食のみ」の朝食が増え、3割を超えています。主食に「おかず※」や「汁物」が添えられている朝食は減少傾向です。品数の少ない朝食や主食のみの朝食などの現状から、朝食で適切な栄養摂取量を確保することへの難しさが伺えます。
※おかず:主菜・副菜は区別せず、 全て「おかず」として集計。

朝食が必要なワケとは!学力テストにも影響あり!?

朝食欠食や、主食のみ朝食の増加など、家庭の朝食に関連する課題があることが明らかになりました。では、そもそもなぜ朝食の摂取が重要なのでしょうか?東北大学加齢医学研究所所長であり、脳科学者である川島隆太教授に伺ってみました。

✓ 寝ている間にブドウ糖が減少し、午前中にガス欠状態に!

私たちの脳は、「ブドウ糖」をエネルギーとして使います。朝起きた時に頭がぼーっとしてしまうのは、寝ている間にブドウ糖が使われて足りなくなってしまうからです。

【川島教授 コメント】
「午前中に有意義に過ごすカギは朝食摂取!」
朝ごはんを食べずに学校や会社に行ったと考えてみましょう。晩ごはんを食べたのが夜の6時~8時だとして、朝起きるのが6時~8時だとすると、朝起きた段階で12時間近く経っています。そうなると、ブドウ糖の供給源は脂肪の分解しかありません。ですから午前中の脳は常にガス欠状態におかれてしまいます。つまり「午前中の大切な時間が無駄になる」ということが分かります。

また、私たちの脳の働きを調べていくとリズムがあるということが見えてきました。午前中に一番よく働き、夕方に向かってどんどん機能が低下していくことがわかっています。ですから、「脳を使うなら午前中」ということになります。そういう意味でも、朝ごはんをしっかり食べるというのは、脳がたくさん働く午前中を無駄にしないために、とても大切です。

✓ 朝食摂取は学力テストにも影響!?

また毎日朝食を摂る子どもほど、学力調査の得点が高い傾向があるという結果も出ています。朝食で脳のエネルギーを補充し、午前中からしっかり集中できる状態になっていることも学力に影響している可能性が伺えます。

✓ 大学・就職・社会人生活にも関係!?

「体内リズム」が自分の「生活リズム」とずれると、カラダにとって大きなストレスとなります。バランスが保てなくなると、集中力がなくなり活動がうまくいかなくなったり、感情が不安定になってしまうこともあるのです。「体内リズム」と「生活リズム」のずれをなくすためにも、朝食はしっかりと摂ることが大切です。

プレスリリースはこちら(​味の素株式会社、2021年2月24日発表)

※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。

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『mHealth Watch』の視点!

今回注目するのは、味の素が発表した子どもの「朝食欠食」に関してまとまた記事です。

記事の中で、学齢が高いほど朝食の欠食率は高まり、また朝食を摂っていたとしても、朝食の品数は徐々に減少し「主食のみ」が増加しているとのこと。

また、朝食摂取は学力テストにも影響しており、毎日朝食を摂る子どもほど、学力調査の得点が高い傾向があるという結果も出ており、大人になった社会人でも「体内リズム」や「生活リズム」のずれの原因につながり、その結果としてカラダやメンタルにも影響が出てくると記されています。

この「朝食欠食」の問題点は、子供の頃の朝食を欠食する習慣が、大人になってからも定着する傾向にあることで、成人後のカラダやメンタルはもちろん、健康状態にも影響が出てくるところです。

子供の頃に身に付いた習慣は、ある意味当然のことように成人になってからも継続してしまいます。逆に、一度習慣化してしまったことを修正するのは、すごく難しいものです。

大人になってから生活習慣を正す、直す、改善するのはかなり難しいことで、健康の取り組みの中でも最も難しいポイントになっています。

だからこそ、悪い生活習慣を身に付けて大人にならないために、子供の頃から正しい生活生活習慣を身に付ける必要があり、そのためにも、子供に対しての「健康教育」と保護者(大人)に対しての「健康教育」の両方のアプローチが必要なのだと思います。

また、「朝食欠食」は単純に「朝食」だけの問題ではありません。やはり、夜型になって起床時間がギリギリになって朝食が食べられないといった体内リズム、生活リズムの乱れが朝食欠食の背景になっていたりします。

やはり、健康教育といった大きな視点になって、子供の頃から健康に触れる、健康を体験する、健康を学ぶ機会をしっかりと確保することが、今後の日本人の健康を考えていく上では、重要な要素なのだと今回のニュースを見てあらためて感じました。

大人になってからの生活習慣のベースには、子供の頃の生活習慣が大きく影響するという前提に立ったアプローチが大きな視点で必要とされているのだと思います。

『mHealth Watch』編集委員 里見 将史

株式会社スポルツのディレクターとして、主に健康系ウェブサイト、コンテンツなどの企画・制作・運営を担当。また『Health Biz Watch Academy』では、「mHealth」のセミナー講師として解説。(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。

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タグ: 体内リズム, 味の素, 朝食欠食, 生活リズム, 習慣

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