赤外線レーザーを応用した採血のいらない非侵襲血糖値センサーの開発を行うライトタッチテクノロジー社(LTT)はプレシリーズAラウンドにおいて、第三者割当増資による総額1億2,000万円の資金調達を実施したと発表した。
LTTは、採血による血糖値測定における糖尿病患者の苦痛・ストレスの緩和、感染症リスクの低減、ならびに糖尿病予備軍や健常者の血糖値管理よる糖尿病予防を目標として、赤外線レーザーを応用した採血のいらない非侵襲血糖値センサーを開発している。調達した資金により、量産化に向けた試作器の開発を行い、臨床試験、薬事承認に向けた展開を加速させる。
採血なしに約5秒で血糖値を測定できるため、糖尿病患者や健常者による気軽な血糖値管理に活用することで、糖尿病人口の増加抑制、年々増加する医療費や介護費の削減とともに、健康寿命の延伸を目指すとしている。
記事原文はこちら(『TechCrunch』 2021年7月6日掲載)
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