KDDI総合研究所は、KDDI以外のパートナー企業や先進的なライフスタイルを実践する人たちと新たな共創事業『FUTURE GATEWAY』を始動すると発表した。共創事業の第一弾のプロジェクトとして、2030年の移動式サウナ『Hoppin’Sauna(ホッピンサウナ)』プロジェクトを実施する。今年度のプロトタイプ公開を目指す。
具体的には小型バス型の自動運転車をサウナに改装する。自動運転ならば運転席が不要なので空間を広くとれる。室内ではバイタルセンサーで利用者の状態を把握し、温度・湿度を最適化する。また休憩室では5Gを使ってリアルな大自然の風景を投影したり、風の流れや環境音や匂いも再現することで自然のなかにいるような空間を演出する。
自律分散水循環システムについては水再生・節水技術を持つWOTA社と協力して進める。バイタルセンサーについてはブレインテックのVIE STYLE社の脳波や心電取得技術を使い、サウナ独特の「ととのう」を解析する。将来的には、病気1つ手前の状態である「未病」などのジャンルにも貢献できるのではないかと考えているという。
記事原文はこちら(『Impress Watch』2021年8月25日掲載)
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