センサ付きのインソールを、靴に入れるだけで「歩容(≒歩行の質)」を計測でき、さらにAIが足の健康状態を示す指標を推定する──。そんなことが可能な「歩行センシング・ウェルネスソリューション」を、NECが開発した。病院や介護事業者などの法人向けに提供するとしている。
同ソリューションは、インソール(5,000円)、センサ(月額3,000円)、クラウド上のダッシュボード(5万円)と組み合わせたもの。
インソールには、NECが開発した小型の歩行分析センサが内蔵されており、歩行速度、歩幅、接地角度、離地角度、足上げ高さ、足の外回し距離のデータを測定できる。
センサで収集したデータは、専用のアプリやダッシュボードから確認でき、同データを基に、足圧中心移動指数や拇趾関節の歪み(第一中足骨関節角度)といった、足の健康状態を示す指標を、独自の歩容分析AI技術が推定する。
記事原文はこちら(『TechCrunch』 2021年10月11日掲載)
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