奈良女子大学と甲南大学の研究チームが開発した「A sharing system for the annoyance of menstrual symptoms using electrical muscle stimulation and thermal stimulations」は、月経症状を体験できるVRシステムだ。電気刺激による月経痛と、温度刺激による血の漏れ感覚を再現する方法で月経症状を再現する。
月経に伴う身体的な不快感や、月経症状によって行動が制限されることによる精神的な煩わしさを、男性に理解してもらうのは難しい。女性同士でも、月経の症状や程度は多様であるため、辛さを理解し合うことは困難である。そこでこの研究では、電気的筋肉刺激(EMS)による月経痛と、温度制御ができるペルチェ素子による月経時の経血の漏れ感覚をシミュレートするシステムを提案する。
記事原文はこちら(『ITmedia NEWS』2021年12月22日掲載)
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