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『mHealth Watch』注目ニュース:NECソリューションイノベータ、健康診断をもとに生活習慣病の発症リスクを予測するAIの共同研究開始

Posted by: mHealth Watch , 2022/10/24

『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「注目ニュース」をピックアップし、独自の視点で解説していきます。

今回注目したニュースはこちら!
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“匿名化した45万人分のカルテ・10万人分の健康診断の情報をもとに、生活習慣病の発症リスクを予測するAIの共同研究を開始”

~ AIを活用したヘルスケアの提案で予防医療を推進 ~

公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院と、NECソリューションイノベータは、心筋梗塞や糖尿病といった生活習慣に起因する様々な疾患の予防医療に向けて、生活習慣病の発症リスクを予測するAIの共同研究を開始します。

本共同研究では、倉敷中央病院が保有するカルテと倉敷中央病院付属予防医療プラザ(以下、予防医療プラザ)が保有する健康診断の情報をAIに学習させ、現在の健康診断結果から未来の生活習慣病の発症リスクを予測するAIを開発します。開発時に使用するカルテおよび健康診断の情報は、個人を特定できない匿名加工情報を使用します。

本AIの活用により、受診者一人ひとりの発症リスクに応じて、検査の推奨および生活習慣の改善策を提案するオーダーメイドヘルスケアの提供を目指します。

[共同研究の概要]
倉敷中央病院が保有する約45万人分のカルテと予防医療プラザが保有する健康診断の、過去10年分の情報を活用し、将来起こりうる生活習慣病の発症リスクを予測するAIを、NECソリューションイノベータが開発します。最初に心筋梗塞や脳梗塞などの循環器疾患、糖尿病などの内分泌疾患を対象とし、その後、腎疾患、肝疾患への拡大を検討します。

倉敷中央病院は、地域医療機関と連携して構築を進める「地域医療エコシステム」において、本AIの活用を目指しています。具体的には、AIで予測した疾患発症リスクに応じて、人間ドックやオプション検査などの最適な検査の推奨、疾患発症に対処する治療や生活習慣の改善などの予防プランの立案を行い、地域住民が安心して暮らせる環境づくりへの貢献を目指します。

プレスリリースはこちら(NECソリューションイノベータ株式会社 2022年10月5日掲載)

※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。

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『mHealth Watch』の視点!

今回注目するのは、45万人分のカルテ・10万人分の健康診断の情報をもとに、生活習慣病の発症リスクを予測するAIの共同研究に関するニュースです。

生活習慣病の発症リスクの分析、提供サービスは、これまで数多く提供されてきています。

今回の共同研究では、病院が保有する過去10年間、約45万人分データをもとに予測するAIを共同で開発するということで、予測精度が高いAIができる上がることが期待されます。

発症リスクの予測精度が高まることは、医療を提供する側の診断や治療をサポートし、医療を受ける側にとってはより納得感が高まるため、次の行動、アクションがしやすくなるといったメリットがあります。

そのため、今回の発症リスクを予測するAIの共同研究では、リスク予測の出口、活用として、AIで予測した疾患発症リスクに応じて、人間ドックやオプション検査などの最適な検査の推奨や、疾患発症に対処する治療や生活習慣の改善などの予防プランの立案につなげていくことを想定しています。

生活習慣病の発症リスクの分析、提供サービスの一つの課題は、リスクを提示した後の解決策やソリューションと繋がっていない、提供されていない点です。

リスクの見える化までで止まってしまっていて、対象者や患者の一番の関心事である課題に対する対処方法が提示されないことです。

今回の取り組みでは、発症リスクを予測するAIの開発の先を見据えていると思いますが、このリスク提示の後の課題への対処方法、ソリューションは、多岐にわたるため、1社だけといった閉ざされた世界の中だけの提供では、せっかく精度の高い発症リスクを予測するAIの開発が提供されても、ソリューションが選択できないととなると、活かされないことになってしまいます。

精度の高い発症リスクを予測するAIの開発の先の課題解決に向けたソリューションの提供では、多くのソリューションや企業が参加しやすく、また対象者や患者が自由に選択可能な提供スタイルを作っていって欲しいと思います。

このデータやリスクの見える化と、その先においての対象者がソリューションを選択可能な形で提供する枠組みは、PHRにも通じる話ではないかと考えています。

 

『mHealth Watch』編集委員 里見 将史

株式会社スポルツのディレクターとして、主に健康系ウェブサイト、コンテンツなどの企画・制作・運営を担当。また『Health Biz Watch Academy』では、「mHealth」のセミナー講師として解説。(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。

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タグ: AI, NECソリューションイノベータ, 予測, 倉敷中央病院, 健康診断, 生活習慣病, 発症リスク

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