お茶の水女子大学、東京大学、ヤフー、東京工科大学に所属する研究者らが発表した論文「FoodSkin:金箔(きんぱく)回路を用いて電気味覚を実現する食品拡張手法の提案」は、食品表面に金箔を貼ることで回路の一部とし、食べた際に電気刺激により味が変わる技術を提案した研究報告だ。チョコレートやクッキーに金箔を貼って実験した結果、電気味覚が生起され塩味などが増強したという感想が得られた。
電気刺激を提示するシステムは、電源部分、指先部分(導電性繊維の指サック)、手首部分(EMS用粘着パッド)で構成する。食品表面の金箔回路の一端にデバイスの指先部分で触れつつ、金箔回路の他端が舌に接触するよう食品を摂取することで、人体を経由した回路が形成され舌に電気刺激を提示する仕組みである。
記事原文はこちら(『ITmedia NEWS』2022年11月21日掲載)
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