『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「注目ニュース」をピックアップし、独自の視点で解説していきます。
今回注目したニュースはこちら!
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“cotreeとLetterMeが『わたしを大切にする時間 セルフケアプラン』を期間限定で提供 ”
オンラインカウンセリングと未来の自分宛の手紙を5,500円(税込)で各1回体験
オンラインカウンセリング・コーチングの「cotree」を展開するcotree社とLetterMe社は、『わたしを大切にする時間 セルフケアプラン』の提供を期間限定で開始しました。
テクノロジーの発展が加速し、目まぐるしく変化する環境で生きていく私たちにとって、セルフケアの重要性が日に日に高まっています。
特に4月は新生活が始まり、様々な制度や組織の変更などの環境の変化に対応し、自分を見失いやすくなる時期でもあります。
そのような時期こそ「セルフケアの選択肢をいろいろと知って欲しい」と考え、2つの違ったアプローチであるcotreeとLetterMeのサービスをセットにした『わたしを大切にする時間 セルフケアプラン』の提供を開始します。
本プランは、オンラインカウンセリング「cotree」と、未来の自分宛てに書く自分のための手紙「LetterMe」が各1回ずつ体験できるセットプランです。
心の専門家と共に自分と向き合うカウンセリングと、「自分で」自分を見つめ直す「自分への手紙」を組み合わせて行うことで、内側と外側から自分自身や物事を客観的に見つめ直し、前向きな状態を目指します。
「日々の忙しさに追われて、自分の思考を整理する時間が取れていない。」
「自分と他人を比べてしまい、本当にやりたいことが分からない。」
「将来に対する漠然とした不安があるけれど、何から解消していいのか分からない。」
…という状態の方におすすめです。
セットプラン詳細
・提供期間:2023年4月13日(木)~6月30日(金)
・金額:5,500円(税込)
・セット内容:オンラインカウンセリング「cotree」と、未来の自分宛てに書く自分のための手紙「LetterMe」を1回分体験できるセットプランです。
・お申込みはこちらから
使い方のステップ
1.LetterMeを体験
ご自宅にLetterMeキットが届いたら、LetterTimeを予約。LetterTimeで自分宛てに手紙を書き、今の自分の素直な思いに目を向ける
2.cotreeのオンラインカウンセリングを体験
任意のタイミングでカウンセリングを予約。カウンセリングでの対話を通じて客観的な視点を取り入れ、自己理解を深める
3.課題を客観的に見つめ、未来に活かす
自分の内側・外側から丁寧に見つめることで、モヤモヤの原因との関わり方を知り、これからの自分に活かす
プレスリリースはこちら(株式会社cotree 2023年4月13日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
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『mHealth Watch』の視点!
今回注目するのは、オンラインカウンセリングと未来の自分宛てに書く自分のための手紙を組み合わせたセルフケアに関するニュースです。
特に私が注目をしたのが、未来の自分宛てに書く自分のための手紙に関してです。
もともと、この未来の自分宛てに書く自分のための手紙は「LetterMe」という商品として単独で提供されています。
自分宛に手紙を書くことで、自分で自分を見つめ直す機会になって、自分のことを棚卸しすることにつながったり、自分のことが客観的に見えてきたり、自分の考え方が整理できたりといったことにつながります。
ヘルスケアの中での行動変容や行動の継続でも、手書きによる記録が効果が高いと言われており、研究論文も数多く発表されています。
記録を付けること自体は、行動そのものにダイレクトに関係しているわけではありません。
しかし、行動の記録を付けるタイミングで、その行動そのものに対するイメージだったり、考えだったり、意識や工夫などなど、行動との対話が自身の中で生まれているのです。
記録を付けるタイミングで、ただ単純に結果としての記録だけに意識が向いていると、その行動自体の振り返りにつながらず結果を記録するだけの作業という認識になっていってしまうことになります。
しかし、記録を付けるタイミングで、記録を通して行動との対話の中から、自分なりの発見や気づきにつながっていくことで、行動自体の加速はもちろん工夫などが加わり、行動変容、行動の継続につながっていくのです。
これこそが、記録することの本質なのだと思います。
今回のニュースの未来の自分宛てに書く自分のための手紙はまさに、ヘルスケアサービスの中での「記録」機能を提供する際に必要なアプローチだと感じました。
ヘルスケアサービスの記録機能の本質とは、やはり記録を通した行動との対話であり、記録の効果的な活用方法までしっかりと伝える必要があるということをあらためて今回のニュースを見て感じました。
『mHealth Watch』編集委員 里見 将史
株式会社スポルツのディレクターとして、主に健康系ウェブサイト、コンテンツなどの企画・制作・運営を担当。また『Health Biz Watch Academy』では、「mHealth」のセミナー講師として解説。(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。
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