UCLAが主導する新しい研究は、Twitterのようなリアルタイムソーシャルメディアを、HIVや薬物関連のトラッキングに活用することで潜在的な発症を検出できることを示唆している。さらに突き詰めると、予防効果を持つツールとして利用できる。
「Preventive Medicine」で発表された同研究によると、ツイートを監視し、それらのメッセージがどこから来るかをマッピング、それをHIV感染者の地理的分布に関するデータとリンクさせることで、性的リスクや薬物使用などを防止できる可能性があるとしている。様々な薬物の使用は、HIVの性的リスク行動と感染症の伝染に関するこれまでの研究と関連付けられていた。
UCLA David Geffen School of MedicineのアシスタントディレクターにしてUCLA Center for Digital Behavior共同ディレクターSean Young氏は、
「つまり、これらの方法が示唆していることは、ソーシャルメディアの『ビッグデータ』が、リモートモニタリングやHIVリスク行動と潜在的流行の調査に使用可能だということである」とニュースリリースで発表した。
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