Chrono Therapeutics社(カリフォルニア州ヘイワード)は、禁煙と薬配達のための新しいウェアラブルデバイスに取り組んでいる。初期投資として、3,200万ドルを投じた。開発を率いるのは、Canaan Partnersと5 am Venturesだ。その他の出資団体としてFountain Healthcare Partners、そしてふたつの戦略的投資団体、GE VenturesとMayo Clinicが挙げられる。
同社の旗艦商品である『SmartStop』は2004年から発展を続けており、今までNIHの補助金と創立者の個人収入を資金源としていた。『SmartStop』は、着用者に計画的なタイミングでニコチンを与えるという優れた機器だ。
機器は手首や腕に装着できるほか、粘着性のパッチとして身に付けることもできる。喫煙者が機器を着用すると,機器は10週間にわたって徐々にニコチンの投与を減らしていく。既存のニコチン置換療法とまったく同じ原理だ。しかし、1日中薬を投与しつづけるのではなく、このパッチは必要な時間にだけ薬を投与する。例えば最初が朝で、次は食事後。喫煙衝動がもっとも起きやすい時間だ。目的はただ喫煙衝動を緩和するのではなく、それを実際に回避することなのだ。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』6月12日掲載)
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http://www.chronothera.com/
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