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『mHealth Watch』注目ニュース:Appleのデータ活用の方向性

Posted by: mHealth Watch , 2014/06/27

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『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「注目ニュース」をピックアップし、独自の視点で解説していきます。

今回注目したニュースはこちら!

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“Appleの特許申請は、収集した健康、フィットネスデータを活用する方法を探る”

AppleInsiderの報告によると、Appleはバイオメトリック検出やトラッキング関連の新しい特許をいくつか出願した。
出願のひとつ「センサーを用いた個人特性データの収集方法及び装置」では、スマートフォンセンサーで収集されたデータと、ヘルス系ウェアラブルデバイスを使って収集されたデータを使い、ユーザーのプロフィールを作成し、ユーザーの好みに合わせた広告で推奨を行なったり、関連のある順番に並んだ検索結果を示したりするようなシステムについて説明されている。

Appleの特許が実際の商品につながることは稀ではあるが、最近行なわれた「『HealthKit』によるトラッキングプラットフォーム」の発表を受け、今回の特許は特にタイムリーな出願である、と言える。

多様なセンサーがスマートフォンのような電子装置に備えられ、それらのセンサーは、離れた場所にあるセンサーと無線接続でき、詳細な個人の活動データ収集を自動で行なうことができる。この装置は、例えばサンフランシスコ周辺の山道を走っているユーザーが3マイル走るのに50分かかる、ということを測定したりできるのだ。

Appleにより出願された特許によると、データはユーザーと似た他者のものと比較され、ユーザー自身のスコアカードや成績を向上させるために使われることもある、としている。

スコアカードは、ユーザーの活動レベルを数値で表わしたものである。特許の実施例では、スコアカードはユーザーの活動レベルに成績をつけている。成績はユーザーやユーザーの層、例えば年齢、性別、場所などによって事前に選択された特定のゴールと関係している。他の実施例では、成績は図によって表示されている。グラフによって時間や日にちに対する活動レベルが表わされ、他者との比較もされている。スコアカードはひとつ以上の選択された活動、例えばクロスカントリーランニングなどについて特定されている。

簡単に言うと、収集されたデータはまた、ユーザーがなにか活動した時に、より良く自動的に識別するために使われる。多様なスマートフォンに搭載されたセンサーやウェアブルデバイスを使って、Appleのシステムは、上記の例のように、ユーザーがいつ室内のトレッドミルで走ったか、サンフランシスコ近郊の山を登ったかをユーザーに知らせることができる。

出願された特許によると、集められたデータを使って、休暇中の過ごし方をユーザーに提案したり、似たような興味を持つ他のユーザーと繋がったり、よく似たスケジュールの人のなかから車の相乗りができる相手を捜したりすることもできる。

記事原文はこちら(『mobihealth news』6月19日掲載)

※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。

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『mHealth Watch』の視点!

今回注目のニュースは、Appleが申請した特許に関する記事なので、Appleが実際に申請内容のようなデータの活用方法をサービスとして提供してくるかは定かではないですが、先日発表した『HealthKit』の延長線上に描いている構想としてみることもできます。

しかし、この申請内容を見る限り、データの活用レベルと捉えた場合「データの見える化」から一歩踏み込んだ「データの価値化」までを想定しているとはまだまだ言えない内容だと言えます。

今回のニュースのなかで、集めたデータを活用し「休暇中の過ごし方をユーザーに提案したり」、「似たような興味を持つ他のユーザーと繋がったり」といった具体的なデータを活用したサービスイメージが紹介されています。

しかし、データを活用したレコメンド(紹介)レベルであって、本当の意味でのデータを活用した「データの価値化」レベルまでにはなっていない、と感じています。

多くのウェラブル機器やデータプラットフォームが乱立し、サービスの差別化として個人の健康、予防はもちろん生活の質の向上に向けたソリューションまで含めたサービス提供が期待されているなか、今回Appleが発表した『HealthKit』の延長線上のサービスには非情に期待が集まっています。

しかし、今回の特許申請のニュースから見えてきている状況では、既に提供されているデータを活用した健康サービスと特段大きな違いが見えてきません。

もう少し、Appleらしいライフスタイル提案などの切り口で「あっ!」と言わせる健康サービスを期待したいところです。

Appleの『HealthKit』にここまで期待するのはどうかとも正直思いますが、既存の健康、予防サービスを大きく変えるには、健康分野以外の領域からの「あっ!」と言わせるアプローチがいまこそ必要なのではないかと感じています。

satomi_prof『mHeath Watch』編集委員 里見 将史

株式会社スポルツのディレクターとして、主に健康系ウェブサイト、コンテンツなどの企画・制作・運営を担当。また『Health Biz Watch Academy』では、「mHealth」のセミナー講師として解説。(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。

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タグ: HealthKit, アップル, ウェアラブル, フィットネスデータ, 健康

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