FICO Global Surveyがイギリス、オーストラリア、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、韓国、メキシコ、ロシア、トルコ、米国の成人スマートフォンユーザー2,239人を対象に行なった調査によると、スマートフォン利用者の80%が、スマートフォンを使って医療提供者とやりとりすることに興味を示している。
同調査は、消費者が携帯機器、インターネット、直接会う、という方法で医療提供者に接する場合に望むことを分析したものである。
FICOの製品技術主任Stuart Wells氏は、「個人が情報テクノロジーを利用した健康関係の意思決定に慣れてきたことに伴ない、医療団体が人々と接するやり方も変化している」と報告書で述べている。「人々は、健康管理や医療サービスの購入に役立つモバイルサービスに関心を持っている。医療提供分野の先頭に立つ者たちは、この要求に応え、消費者と頻繁に、積極的な接触を行なうため、ますますモバイルテクノロジーに目を向けるようになってきている」。
スマートフォンを使って、より健康関連のやり取りを行ないたいと思っている人のうち、すでに済ませてある診察予約のリマインダーを受け取ったことのある人が80%、診察予約と健康診断の手配に関するリマインダーを受け取った人が60%、服薬リマインダーを受け取った人が40%、スマートフォンから健康上のアドバイスを探す人が34%、個人の健康リスクの注意を促すリマインダーを受けた人が32%いる。
また、同調査では56%のスマートフォン利用者が、個人データを抱える医療団体を信用し、71%が「業界からの関連ヘルスケアサービスの提供を受け入れる用意がある」としており、53%が医療提供者先導型コミュニケーションを受け入れる用意がある、という結果も出ている。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』7月2日掲載)
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