Intel社はヘッドフォンメーカーのSMS Audio社と提携して生体センサー付きイヤフォンを開発し、今年後半に販売を開始する予定だ。そのイヤフォンはValencell’s Perform Tek技術を採用している。また、SMS Audioの主要株主は、ラッパーの50Centだ。
SMS Audioの社長Brian M. Nohe氏は、「SMS AudioとIntelによるウェアラブルテクノロジーの共同開発により、1歩先を行くエクササイズを消費者に届けられる。『SMS Audio BioSport In-Ear Headphone by Intel(イヤフォン型のウェアラブル端末)』の開発により、今や我々は包括的で一貫性のある有益な生体情報を提供する草分けとなった。これによって消費者を刺激し、彼らのフィトネス体験をさらに向上させていきたい」と語る。
このヘッドフォンは継続的に心拍数をモニターする光センサーを内蔵、耐汗・耐水性があり、『RunKeeper』を装備することで、ユーザーは心拍数の記録と同時に、歩幅・距離・高度・消費カロリーのメトリックスも提供される。またユーザーは、静かにしている時の数値と動き回っている時の数値を見られる。
IntelとSMS Audioの提携は、Intelによるアクティビティトラッカー開発企業Basis Science買収の6ヵ月後に発表された。Basisは、「PulSeTracer」という社名で2005年に設立され、当初は心臓用光センサーにも取り組んでいた。2011年に販売された同社初の製品『Basis Band』は、心拍数・脈拍・歩行速度・発汗を追跡&記録する。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』8月18日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.