心臓用デバイスをインプラントした患者を遠隔モニターすることにより、その死亡率は50%減少、臨床状態は約10%改善されたという無作為コントロール試験の結果がLancet誌で最近報道されている。その試験は医療機器会社Biotronik社によって行われた。
当試験はヨーロッパ、オーストラリア、イスラエルにおける36の異なる診療所と病院を対象に行われ、総計664人の患者が参加した。患者は全て植込み型除細動器(ICD)又はテレモニタリング機能付き心臓再同期療法除細動器 (CRT-D)をつけている人々だが、当試験ではひとつのグループのみテレモニタリング機能を使用した。333人の患者を含む一つの実験グループは、毎日医療職員が彼らのテレモニタリングデバイスから数値を読み取った。一方、残りの331人のグループはテレモニタリング無しの標準的なケアを受けた。全患者の平均年齢は65.6歳だった。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』8月18日掲載)
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