PHILIPS Lifelineは、電気会社大手PHILIPS社のシニア向け緊急通報システムの長期ブランドだが、このたびmPERS(個人の身体等に危険が迫った時、あるいは体調の急変などを察知し本人に代わって状態が変化したことを通知する仕組み)のような機能を持つアプリの第1号を発表した。PHILIPS Lifeline通報アプリを使えば、シニアはどこからでもスマートフォンからワンタッチで同通報センターに電話できる。センターはその他のLifeline製品も取り扱う。
PHILIPS LifelineジェネラルマネージャーのKimberly O’Loughlin氏は、「現代のシニアは活動的ですから、安全に守られながら好きな所へ行き、好きなことをする自由、つまりモバイルソリューションを提供してあげるべきだと思います。このアプリを通じてシニアの皆様に当社の信頼できるサービスを利用していただき、緊急時に助けを求める心配をせずに、人生を満喫していただけることをうれしく思っています」と述べている。
アプリそのものはAndroid端末とiPhoneで無料で使えるが、PHILIPS社の24時間対応コールセンターを利用したければ、月額13.95ドルを払う。インストール、セットアップ、ダウンロードはすべて無料で長期契約の必要もない。
コールセンターのオペレーターは、ユーザーが予め決めておいた家族や友人の連絡先にアクセスできる。緊急の電話を受けた場合は、まず最初にその連絡先に連絡するか、救急サービスに連絡するかを決定する。どちらにしても、センターは使われた電話のWi-FiとGPSを利用して電話してきたシニアの居場所を特定し、その情報は緊急要員に伝えられる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』8月26日掲載)
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