米国の復員軍人援護局(Department of Veterans Affairs)は、2014営業年度中に69万人を超える退役軍人に遠隔医療を提供した、と発表した。これらの退役軍人の約55%は地方在住で、VAの施設に頻繁に通うことが難しい。
VAのRobert A. McDonald書記官は、ある声明で「医療提供の選択肢は、現実世界の施設以外にもあります。我々はどうしたら我が国の退役軍人たちにより効率良く効果的な医療サービスを届け、彼らに貢献し、その生活を向上させられるかを研究しています。遠隔医療は我々が成長するに違いないと見込んだ分野のひとつです」と発言した。
2014営業年度に遠隔医療を利用した退役軍人の合計人数は200万人で、これは医療サービスに登録された退役軍人の約12%にあたる。この値は、合計で60.8万人の退役軍人が治療を受け、およそ180万件の遠隔医療が行なわれた2013営業年度の値と肩を並べている。
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