Juniper Researchの最新レポートでは、今年は約1,900万台のフィットネスウェアラブルが世界で使用されている、と伝えている。そして、この数字は2018年までに約3倍に増えると予想されている。Juniper Researchでは、この市場は特定のフィットネスデバイスが支配すると予想しているが、時が経過するにつれてフィットネス機能を備えたスマートウォッチが浸食してくると見ている。また、デバイスは多くが極東地域と中国で使用されており、北米と欧州がそれに続いている、としている。
同レポートでは、「フィットネスは、様々なデバイスが利用できるようになった最初のコンシューマー向けセグメントになっています。この背景には安い加速度計など、モーションセンサーの低価格化が進んでいることが挙げられます。2006年以降、スマートなウェアラブルフィットネスデバイスは様々な形で表われてきているため、フィットネス業界はウェアラブルの世界で市場が成熟化しつつあるセグメントになっています。ただし、この市場が過去数年でみられたほどの成長レベルを維持するのは、難しいかもしれません。2014年に同等の、あるいは優れたセンサーを備えたスマートウォッチがたくさん現れたことで、今後数年、こうした複雑なデバイスとの競争が激しくなるでしょう。そうしたスマートウォッチの多くは、ただのフィットネスデバイスとして販売されることはないのです」と述べている。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』11月25日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.