医療サービス関連企業Stanford Health Care社は、以前から発表していた患者向けHealthKit対応iOSアプリをローンチした。
『MyHealth』と呼ばれる新しいiOS 8対応アプリは、EpicおよびApple HealthKitに統合される。Epic自体はAppleとの統合が進んでいるが、多くの病院は患者関連業務をEpicのMyChartアプリとポータルサイトに頼っており、Stanford社の社長兼CEOのAmir Dan Rubin氏は、「Epicの革新的なアプリは、これらのアプリやサイトと病院との関係を断ち切るものではありません。私たちStanford Health Care社は、医療サービスの提供方法を改革し続けており、カスタマイズされた新しいMyHealthアプリは、弊社の努力における重要な節目なのです」と語っている。
「弊社は、国内でも技術的にもっとも洗練された患者のケアを担当しています。こういった患者の命は、革新的な技術にかかっています。現在利用できるモバイル技術を慎重に見極めた結果、患者様のニーズやご期待にお応えするには、既存の健康記録システムとシームレスに機能するソリューション開発が必要だと気付きました」。
このアプリを利用すると、患者は検査結果や医療費明細を閲覧し、処方箋の管理、予約管理が可能なほか、病院のClickWell Care遠隔治療サービスを経由してStanford社所属医師のビデオ診断を受けられるようになる。しかし、もっとも価値ある機能は、Appleとの統合であり、これにより患者はバイタルサインをアップロードして、Epic内の患者グラフに安全かつ自動的に追記できる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2月11日掲載)
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