終末期医療ケアを論じる際に、これは慎重に扱うべきデリケートな問題であるが、モバイル医療がそこで重
Emmi Solutions社の患者関与担当取締役Geri Lynn Baumblatt氏は、報道発表で「アドバンス・ケア・プランニングを巡っては深刻な意思伝達上の問題がありますが、それが患者やその家族、医療介護者に対する感情的、金銭的重荷の原因になっています。患者が自分の意思を伝えることができない状態に達する前に、自らの医療ケアについて意思決定を行なう力を与えることにより、家族や医療ケアチームを含む関係者が容易にその意志に沿えるものに変えられます」と語った。
NHDD(National Healthcare Decisions Day)の創設者Nathan Kottkamp氏は、「集中治療室の終末期患者に対する調査で、事前指示書を持つ患者のうち12%のみ、状況が推移するなかで担当医師からなんらかのインプットを受けていました。一方、別の調査では、事前指示書を持っている患者を担当する医師のうち、65~76%は指示書の存在を意識していなかったことが明らかになっています。このような知見は、終末期医療ケアを巡って、患者と担当医師の間に大きなコミュニケーションギャップがあることを示しています。NHDDの使命は、このギャップを埋めることですが、Emmi Solutionsのプログラムはそのための有益な手段です」と述べた。
記事原文はこちら(『mHealth News』4月16日掲載)
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