リサーチ企業IDCによると、ウェアラブルデバイス市場は8年続けて拡大しており、2011年の第一四半期にはおよそ1,140万台のウェアラブル端末が出荷されている。これは380万台という昨年度の第一四半期と比べて200%の増加になった。
IDCの調査マネージャーRamon Llamas氏は、「休日明けの市場に抗うことは第一四半期がウェアラブル市場にとって強いサインだったことと関係します。まだわからないのは、Apple製品が出て、どのように事態が変わるかということ。Apple Watchは、フェアな評価でも、フェアでない評価でも、おそらく他のデバイスと比較されることになるでしょう。このことで、市場の最先端に残るための競争が過熱していくことは避けられないでしょう」と述べた。
最近、IPOに上場したFitbitは、もっともウェアラブルデバイスの出荷数が多く、市場シェアの34.2%を占めているが、昨年の44.7%から数字は下がっている。
シェアにおいてFitbitの次点はXiaomi、デバイスの出荷を開始したのは2014年の後半にもかかわらず、すでに24.6%の市場シェアを獲得している。Xiaomiの次はGarmin の6.1%、 Samsungが5.3%、Jawboneはわずか4.4%である。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』6月3日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.