AppleのiOS8で登場したHealthKit・ResearchKitやGoogleのGoogle Fitはヘルスケア・医学研究を大きく前進させると期待されている。世界中の研究者がいかにスマートフォンのセンサーを使って医療を変えるかしのぎを削っているが、その中でもユニークで今話題のリサーチ3つを見てみよう。
・咳の原因を突き止めてくれる『ResApp』
オーストラリアのクイーンズランド大学が開発したこのアプリはiPhoneに向かって「ゴホゴホッ」と咳をするだけで音を分析して診断をして重症度も判定してくれる。数年前の研究ではこの『ResApp』は91人の患者で90%もの精度で肺炎と喘息を診断できたそう。二回目の大きな試験も現在進行中であらたに気管支炎や細気管支炎などを追加し来年にはドクターに公開予定。
・睡眠時無呼吸症候群を診断してくれる『ApneaApp』
ワシントン大学の『ApneaApp』は耳には聞こえないソナー音を使ってユーザーの睡眠パターンの変化をキャッチし、無呼吸状態を判断する。たとえ複数人で寝ていても10cm以上離れていれば判定できるという優れもの。現段階では一部のAndroidのみが対応している。
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