イギリスに本拠を置くGoogleの人工知能分野の子会社Google DeepMind社は、National Health Service(NHS)と新たに提携を結び、医療分野に参入した。
Googleは2014年1月、イギリスのDeeMind社を買収した。人工知能で有名なDeepMindだが、今回の提携はこれまでのところ人工知能を一切採用していないふたつのアプリを中心としたものだ。
同社のFAQでは、「人工知能は本日発表した初期段階のテストケースでは必要としていません。人工知能を医療分野のどこに応用できるかを判断するのは時期尚早ですが、将来的に期待を寄せていることは確かです」との記載がある。
その代わり、Google DeepMindは、NHSと協力してふたつの医療アプリ『Streams』と『Hark』をテストしている。『Streams』は、ロンドンRoyal Free Hospitalの腎臓専門家の協力で開発され、急性腎不全患者の血液検査などの情報を早く共有できるよう設計されており、時間が勝負の状況で、より迅速な診断が可能になる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2016年2月25日掲載)
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