米国の国立衛生研究所(以下NIH)は、昨年、オバマ大統領が発表した2億ドルの『Precision Medicine(精密医療)』プロジェクトの一環として、複数の主要なプログラムの開始を発表した。発表されたプログラムには、100万人の患者グループを研究に参加させる計画や研究を容易にするためのEpic社等の主要EHRベンダー用のオープンAPIが含まれる。
『Precision Medicine』プロジェクトは、2015年の一般教書演説で発表された大規模な研究投資だが、大きな狙いはビッグデータを使って(遺伝子データであろうと歩数であろうと)個人に即した医療を行なうことだ。昨年NIHは、人々がどの程度デジタル医療研究への参加を希望しているかについて、意見の募集を始めた。
先日NIHが本プロジェクトの一環として発表した複数の個別のプログラムは、次世代の調査研究のブームに火をつけるものであり、何百万もの人を募って途方もない規模でデータを収集することを狙っている。そこに『Precision Medicine』プロジェクトグループの計画も含まれている。
記事原文はこちら(『iMedical Apps』2016年2月26日掲載)
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