あらゆる人々に備わっているのに、ほとんどの人々が口に出したり、見たり、聞いたり、匂いを嗅いだりしたくない基本的な生体機能が排便だ。しかし排便は、慢性特発性便秘(CIC)を患う推定3,300万人のアメリカ人にとって、健康のための大切な指標となっている。こうした人々のトイレでの用足しに関する考察は、自分の体験を友人や家族に丁寧に伝えることと同じくらい、適切な治療計画を見つけ出すために必要不可欠なのだ。
便秘の定期的考察を促すために、Synergy Pharmaceuticals社は 、『Poop Troop』と呼ばれるアニメ化された絵文字集団を主役とする教育アプリを立ち上げている。App StoreやGoogle Playで利用できる無料のアプリで、便秘から通常便、そして下痢に至るまで、日々の便通のあらゆる段階を表現する擬人化された大便のキャラクターたちを呼び物にしている。各キャラクターはまた、CICを患う人々がその時の自分自身が感じる、ストレス、きまり悪さ、安心感といった感情を、目に見えて表示できるようにアニメ化されてもいる。
「Synergy’s Confront Constipation initiative」の一環である本アプリの目的は、治療による改善を期待して、より生産的な話し合いを促すことだった。Synergyは、様々な胃腸の状態に対する新たな治療の研究開発に焦点を当てている。薬物治療に対処する方法をさらによく理解するために、CICを患う人々とその医師たちに役立つだろう。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2017年4月6日掲載)
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