料理の上にかざすだけで、危険なアレルゲンの有無をすぐに知らせてくれるデバイスが、イスラエルの科学者チームにより開発された。
ハンドヘルドデバイス『Allergured』は、料理から空気中に発散された分子を分析することによって、その料理に含まれるアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)を見つけ出す。
料理の上に『Allergured』をかざすと、まず、内蔵された電気化学センサーが空気中に含まれる分子を走査し、アレルゲンとなる可能性のあるものをピックアップ。
この分子のデータを、インターネットを通してAI(人工知能)がさらに詳しく分析。分子構造を明らかにし、アレルゲンであるか否かを判断する。全ての過程が、遅くても60秒以内で終わるとのこと。早ければ30秒ほどで済むようだ。
現在特許出願中。製品の最終テストは済んでおり、近日中に販売開始される予定。
記事原文はこちら(『TECHABLE』2019年11月15日掲載)
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