Googleがフィットネストラッカー大手のFitbitを約21億ドルで買収すると発表したのは、2019年11月のこと。しかし、その買収は、Fitbitのウェアラブルデータを広告目的に転用するのではないか、またデジタルヘル分野での競争を阻害するのではとの懸念により、規制当局からの最終的な承認が得られていない状況である。
この懸念を払拭するため、GoogleはEUの政策執行機関である欧州委員会に対し、譲歩案を提示したとReutersが伝えてた。それによると、Fitbitが取得したデータを広告目的に利用しないという誓約を行ったとのこと。この内容自体は7月に提示していたのと同じもだが、これに加えてデータ利用の監視強化も提案した。
欧州委員会は12月23日まで最終的な決定を下す予定。
記事原文はこちら(『Engadget Japanese』2020年9月30日掲載)
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