Microsoftが、Nuance Communications(ニュアンス・コミュニケーションズ)社を197億ドル(約2兆1,600億円)で買収した。
「AIは、非常に重要な最優先技術であり、その活用を最も緊急に必要としているのが医療です。私たちは力を合わせ、このパートナーエコシステムを活かし、Microsoft Cloud in Healthcare(医療用クラウド)とNuance Communicationsの成長を加速させつつ、あらゆる場所の医療専門家が、よりよい意志決定ができるよう、またより有意義なつながりが構築されるよう、高度なAIソリューションを提供していきます」とMicrosoftのCEOであるSatya Nadella氏は契約発表の記事で述べた。
Constellation Research社のアナリストHolger Mueller氏は、そうかもしれないが、Cortanaのチャンスを逸してしまったMicrosoftは、その極めて重要なテクノロジーに追いつくための一助にこれを利用しようと考えていると話す。「Nuance CommunicationsはMicrosoftに、ニューラルネットワークによる音声認識のための技術的なテコ入れを行うだけでなく、垂直機能、コールセンター機能、音声に関するMSFTのIPポジションを大幅に改善させます」と彼はいう。
記事原文はこちら(『TechCrunch』 2021年4月13日掲載)
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