英国を拠点とする高齢者ケアテック企業Birdieは、国際的なベンチャーキャピタルであるIndex Venturesが主導し、820万ポンドを調達したと発表した。
パンデミックによって世界中でソーシャルケアに危機が訪れた。2050年までに65歳以上の人口は2倍になり、人々の寿命も長くなる。そんな中、皆が同じタイミングに病気を患うことが想定される。
これにより、すでに緊迫していたケアシステムにさらにプレッシャーがかかってきた。イギリスのホームケア提供業者の25%が倒産の危機にあり、イングランドの自治体は2023年までに44億ポンドの資金不足に陥るだろうと言われている。
Birdieはお年寄りのケアを再生し、ケア提供業者らと協同して高齢化する人口が長く自宅で健やかに生きられるようサポートしようとこの危機に取り組んでいる。
Birdieの直感的なアプリによって、ケア提供業者らがよりコーディネイトされた、個人に対応した予防ケアを提供するシステムがもたらされる。
SaaS(低位の各種サービスを要求に応じて動的に組合せてサービスを提供するというモデル)を基にしたBirdieのようなプラットフォームにより、ケアコミュニティはサービス提供を助けるだけでなく、ケアを計画して評価するのにテクノロジーを活用できるだろう。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2021年5月14日掲載)
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