ネイチャー誌で新たに掲載された論文によると、COVID-19を追跡する試みで、将来、スマートトイレがその一翼を担う可能性があるという。執筆者らは「Coronavirus: Integrated Diagnostic toilet(コロナウイルス:総合診断トイレ)」と銘打つスマートトイレ・プラットフォームについて説明している。そのトイレには、COVID-19を糞便で検査するビデのような付属品がついており、糞便のRNAウイルスを分離することができるという。
ユーザーは、QRコードを使って便のサンプリングを承諾することができる。そうすると、プラットフォームが患者に罹患状況をデジタルで警告する。それらの結果は、AppleとGoogleがCOVID-19特定通知のために導入した「濃厚接触者追跡システム」に接続させることができると研究者たちは説明している。また、「個別の長期的データ」とともに公衆衛生機関に提供することも可能となる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2022年3月31日掲載)
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