欧州連合(EU)は、大手テック企業を規制するデジタル市場法案(DMA:Digital Markets Act)に合意したと発表した。GoogleやAppleなど、オンライン上で力を持つ大手プラットフォーム(ビッグテック)の市場支配力の制限を想定し、ブラウザや検索エンジン、メッセージングなどのサービスにおける制限や相互運用などのルールを定める。
DMAの対象となるのは、「中核的プラットフォームサービス」を提供する、時価総額750億ユーロ以上、もしくは年間売上高75億ユーロ以上の大企業。
例えばWhatsappやFacebook Messenger、iMessagerなどには、メッセンジャーサービスの相互運用のため、小規模サービスなどに対して開放するよう要求する。また、ターゲット広告のための個人データの結合は、明示的な同意がある場合にのみ許可される。
記事原文はこちら(『Impress Watch』2022年3月28日掲載)
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